電子工作、機械自作奮闘記

2軸タップ加工機制作記 2

 
コントローラーはシーク電子工業製の’AS-8080’画像の物です。
何年か前にネットオークションで中古品を3000円で買いました。

2軸補間の製品で縦軸と横軸のコントロール、足らない1軸分はPIC16F84Aを穴あき基板で組んで動かしました。
加工対象がプラスチックの為タップの送りは親ネジ方式にしました。
簡単確実

M6の縦軸の様子です。
タップはワンタッチで取り外しが出来ます。
NTツール製 M6スパイラルタップ付
M3横軸の様子です。

横軸の手前アイテムセットテーブル、5と赤字で有りますがここの位置で加工するツマミをセットします。(ただ置くだけですが)

1個4秒の加工時間をコンスタントに実現するため、取り外してしまってこの画像には有りませんが、反射式光電スイッチをツマミをセットしている手の位置に取り付けて有りました。(アイテム検出用光電スイッチも有りました)

加工サイクルモードを全自動にしていて、まごついてツマミのセットに手間取っても、勝手に送りモータが動くことは無く、一々サイクルスタートボタンを押す手間も時間も節約でき1個4秒の加工サイクルを楽に、また、コンスタントに加工する事が出来ました。
加工されたツマミはこの位置でエアーシリンダーにより取り出され、エアー圧により飛ばして下に置かれた籠に回収して加工完了となります。

金属切削加工業をしていた頃は、趣味と実益で何台も機械を作りましたが廃業により解体してしまいました。
この機械は小型な為残っていますが、また何が作り出すと部品が外されて行く運命です。

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